仕組み

人間関係で敵と味方を作る時

人は集団になると派閥を形成すると思うのです。

それは自分の味方が欲しくなるから。

味方が欲しくなる気持ちはわかります。

しかし、それをやる時の方法に問題が出てきたりします。

大概派閥を形成する時に何をするかと言うと

敵を作り、味方を集めることをするのです。

もしくは自分が嫌だと言えない時に

味方を集めて、多くの人が嫌だと言っているという風に、自分の主張を通す訳です。

敵を作って味方を集めることは決して悪いことではないと思うのです。

しかし、自分が嫌だというのを誰かが嫌だと言っていたというふうに意見をすり替えることは、

そもそも味方を作るということではなく、

自分はいい人のまま、自分の主張を通そうとしているだけだと思うのです。

それはただ単に自分が嫌だと言えないだけだと思うのです。

やり方が正しい、正しくないということではなく、

なぜ自分が嫌だと言えないのかということを

しっかりと観察をして、自分が自覚することが

大事になってくると思うのです。

この時問題になってくるのは、巻き込まれて味方になった誰かだと思うのです。

本来そこまで嫌だと思っていないことでも

自分が嫌だと言ったというふうに風潮されてしまう訳です。

そして、自分は悪者になってしまいます。

こんな時、同感・共感してしまうと

とても厄介なことに巻き込まれてしまうと思うのです。

ですから

自分自身もしっかりと自分の気持ちや考えていることを把握していることが大事になってきます。

多くの人は意見に流されて、自分も同意してしまいます。

そうしないと、自分が的にされてしまうからです。

もし敵にされてしまうのが嫌なのであれば

意見に流されたのではなく、自分がその主張をしたと責任を持つことが大事になってきます。

自分の意見として主張をしていれば

その結果、何が起こったとしても受け入れやすくなると思うのです。

私自身としては、こういう影のやり取りが心底嫌なので

基本的には本音を言うようにしています。

面倒くさいので、建前は言いません。

建前を使っていると、相手の都合のいいように取られて、相手の都合のいいように使われてしまうからです。

こういう仕組みをわかった上で

コミュニケーションをとっていくことが、お互いの誤解なく、

よりよい人間関係が構築できると思うのです。

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