仕組み

エコー・チェンバー現象

今日は

エコーチェンバー現象と言う事について書いていこうと思います。

このエコー・チェンバーとは

元々『共鳴室』を意味する言葉で、閉じた空間で音が響き渡るように設計されている部屋のことを指しています。

狭い空間で似たような価値観、もしくは環境の同年代や同業者が、同じ言説だけしか耳に入ってこないようになって、

それが真実であり正しいことだ

と信じ込んでしまうことを

『エコーチェンバー現象』

といいます。

閉じた関係性においてのコミニケーションを繰り返していると、

自分の周りにある説だけが、真実であるように感じてしまいます。

それ以外の事がある可能性にも思い至らず、

特定の考えに凝り固まってしまう

という危険性があるのです。

そして、インターネット上でよくあることが、

自分自身が作り上げたフィルターによって自分が正しいと思う情報以外から切り離された状態のことを『フィルターバブル』といいます。

これらを踏まえた上で大事なことは

自分の意見と相反する情報を意図的に得るという行動をとることだと思うのです。

これは議論する上で

とても大事な方法だと思うのです。

常に自分と相反する意見があるということを頭に置いて

ではなぜそうなっているのか?

そうなることによってどんな情報を得られるか?

その結果どうなるのか?

などを考える力を養うことができると思うのです。

こうして、どちらかが正しいとか

マウンティングをし合うとか

そういった論点のずれた議論をする時間は減ってくると思うのです。

常に自分の視野や情報が狭くならないように門戸を広く開け、

自分がそれについてどう感じるのか?

をよく観察していくという癖をつけてしまえば、簡単にできるようになると思うのです。

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