仕組み

『普通』ってよく使われるけど

よく『普通』という言葉を耳にします。

普通は…とか

普通なら…とか

『普通』を選ぶ方は多いと思うのです。

では、『普通』ってなんでしょうか?

もしかしたら考えた事もないかもしれません。

一般的な使われた方として

「みんなと同じ」

「みんなが選ぶもの」

といったものだと思うのです。

それでいうと

『みんな』って誰でしょうか?

そう問われて答えられる方は

少ないと思うのです。

みんなは不特定多数です。

決して『特定の誰か』ではありません。

しかし、さも実在する人物がいるかの如く

『みんな』を使っているという訳です。

そして、

大概の『みんな』は『自分の意見』を正当化する時に使います。

みんなが言ってる

みんなが選ぶ

それと同様に

『普通』を使っているのです。

普通というのは

『普遍に通ず』

という言葉から成り立ちます。

普遍とは

広く行き渡るもの

全てのものにあてはまること、全てのものに共通していること

などの意味があります。

この定義を踏まえて

全てのものに共通することって、

そうそうないと思う訳です。

本質的なものは別ですが、

よく使われる『普通』とは大きく違ってくる。

言葉は生き物ですから、

みんなと同じ

と最近では定義されるかもしれませんが、

本来の意味とは異なっていると知っていると

ものの見え方が大きく変わると思うのです。

普通と違う

ことに怯える必要はないという訳です。

普遍的なものは、

人の選ぶものの中では

そうそうないといえるからです。

反論はもちろんあると思うのですが、

『普通』に固執する理由にはなり得ないと思うのです。

『普通』を気にして

自分の選ぶ基準を変えなくていいんです。

もし、『普通』と違うことを選びたくなった時にモヤモヤしてしまったら、

是非

その『普通』は普遍的なものなのか?

と考えてみて欲しいと思うのです。

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