自分が分からなくなってしまう事は案外よくある話なのかもしれません。
日々に忙殺されて、その事に気付かないこともあると思うのです。
しかし、
よくよく考えてみれば
いつから自分の事を分かっていると思っていたのでしょうか?
本当に自分の事を分かっているのでしょうか?
大概の人はそこまで自分の事を把握できてはいないのだと思うのです。
でもそれが悪いという事では決してありません。
考えた事もなければ分かる訳がないのです。
では何故そんな罠にはまってしまうのでしょうか?
我慢をして
自分の感情を押し殺している
事に慣れすぎてしまっている辺りに原因があるかもしれません。
自分の感情を押し殺す
という事は、何に対してどんな感情が湧いてくるのか
知らないという事になってしまうと思うのです。
だから『何が好き?』『何が嫌い?』
の問に的確に答えられ人は多くないのです。
この問に多くの人は
「分かりません」
とおっしゃいます。
分からない事が悪い事ではないのですが
その分からないをそのままにして置いてしまう事が問題に繋がってくると思うのです。
日々忙殺されていると
分からないと思った事を忘れて
その答えを出さないまま過ぎてしまう。
なんとなく分かったフリでやり過ごしてしまう。
これはとっても勿体ない事だと思うのです。
日々自分が何を感じ
瞬間瞬間で移り行く感情を捉えて行くことで
『自分が分からなくなる』
という問題は解決されていくと思うのです。
些細な事でも感情に気付く
それが自分のアイデンティティを知るキッカケになるはずです。
自分の価値は自分で創っていいんです。
自分の基準も自分で決めていいと思うのです。
小さな一歩が未来の自分を創っていく鍵になります。
知らなければ創れません。
『何が好き』で『何が嫌い』か
書き出すだけでも、目に見えて自分を理解できるようになると思うのです。