脳による認知の仕組みは本当に多くの種類があります。
そして、それを知らずに人は日々生活しているのです。
物事をどう認知しているかによって
大多数の人は、判断基準を定めています。
物事の有効性を判断するために使う基準を
実は錯覚してしまっているとしたら、どう思うでしょうか?
『Illusion of validity』
という認知の仕組みを取り上げていこうと思うのです。
これは、
経験則やイメージによって根拠のない判断をしてしまうこと。
『妥当性の錯覚』や
『有効性の錯覚』
と日本では呼ばれています。
情報の精度を考慮せず妥当性や有効性があると勝手に判断すると、
人はその通りであると錯覚してしまうことです。
かなりよくあることなのですが
自分の主張を、
後から得られた関連する情報が、
それを補強する情報である
と錯覚してしまうのです。
そして、
ソースを調べたり、考慮せず、
有効であると判断してしまうのです。
こういった流れを
無意識のうちに、
思考の中で行っているという事実を
知る事は、とても大事だと思うのです。
この認知の仕組みと言うものは
物事を見極めるという意味で
『事実』と『解釈』
を分けるときに、とても重要になってきます。
最近では、科学の分野でも
『思考は現実化する』
ということが立証されていると思うのです。
そこには、
こういった脳の認知の仕組みなども
考慮された状態で、
現実を創り上げていく
言い換えると
自分の人生を創り上げていくことができると思うのです。