中秋の名月に売り出した『月和菓子』

晴れた夜空に浮かぶ月を眺めながら、

この和菓子を手に

湧き上がるものはなんなのか？

肌寒くなり、季節の移り変わりと

虫の音も変わり始めていきます。

日々忙殺され

感性が鈍くなることをよしとせず、

どう研ぎ澄ませていくか…

なんて事を考えたりするのです。

『月和菓子』をキッカケに

月と和菓子と、そして自分。

見つめ直してみるといいのかもしれません。

味は2種類で、

ライチと柚子。

夏目漱石の逸話にある

「今宵、月が綺麗ですね」

の言葉に何を思うのか？

真偽は別として、

自分がその言葉を使う時はいったいどんな時なのか？

徒然に思い浮かぶ事に

目を向けてみるといいと思うのです。