世の中は大概『損得で勘定』していると思うのです。
この考えを基準にして判断している事が
当たり前だと思うのです。
『損得で勘定』する事が
悪では決してないとは思いますが、
この考え方によって
苦しくなっていることは多いと思うのです。
優しい人は
「誰かが損をするくらいなら、自分が我慢して損をとろう」と考えます。
もしくは
「人に譲るものだ」と教わって、
わざわざ損を取りに行く人もいるかもしれません。
これっておかしな話だと思うのです。
本来であれば、
誰も損をしないやり方があるはずなのに、
いつしか前提が『損得で勘定する』になり、
得は有限と認識してしまうのです。
本当に得は有限なのでしょうか?
もしかしたら、
そんな事を考えた事もないのかもしれません。
誰しもが望む
『私も幸せ。あなたも幸せ。そして、誰かも幸せ』
は決して理想論ではないと思うのです。
『損得で勘定』しているうちは、
得は有限になります。
しかし、『損得で勘定』することをやめたら、
本来、誰しもが望む方法は見つけられると思うのです。
そもそも
『損得で勘定』することを前提にしてしまうと、
何かを得ようとする時に誰かを出し抜いて得る事になるかもしれません。
そんな事を誰が望むのでしょうか?
誰も望んではいないと思うのです。
『損得で勘定』する癖は変えられます。
意図的に変えようとする事が重要になるのです。
まずは、
いかに自分が『損得で勘定』しているのかを観察して、
気付けると色々な事が楽になってくると思うのです。