心と身体は密接に関係していることをご存知でしょうか?
人は心に余裕がなくなると
身体にも影響します。
逆に
身体に余裕がなくなると
心にも影響する訳です。
身体に余裕が無くなると出るアラートが
『痛み』や『不調』になり
心に余裕が無くなると出るアラートが
『モヤモヤ(不調)』といった感覚になります。
どちらのアラートにも気付いてあげることが
とても重要になる訳です。
アラートというのは警報ですから、
SOS信号です。
出始めた時点で解消できると
そんなに困ったことは起こりません。
しかし、
見逃していけばいくほど
解消するのに手こずる訳です。
人の心も身体もかなり緻密に
出来ています。
言ってしまえば精密機器です。
ですから、
小さな箇所に不具合が生じていくと、
それを様々な部分で補うので、
また違う部分に不具合が出て
アラートが出ます。
その繰り返しで
いつしかどの部分からアラートが出ているか
原因を突き止めること自体が大変になる訳です。
そして人はホメオスタシスという機能があり
順応性が高いので、
慣れてくるとアラート自体が出にくくなったりする訳です。
するとアラートが出ていないのに
身体が動かしにくくなったり
心が動かなくなってきたり
と『病』という状態に陥ってしまう訳です。
ですから、
未然に防ぐ事が重要だと思うのです。
中医学に『未病』という言葉があるのも
この事から頷けると思うのです。
アラートを無視しないこと。
アラートが出たら、回復に努めること。
これが人生を楽にする為のヒントになる訳です。