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去年、
新海誠監督の『君の名は』と『天気の子』を
民俗学的に解説した会を企画して
大成功を収めました。
そこで公には言いにくい話もした訳です。
どんなに自分が都合よく解釈したとしても
この世の仕組みは動いています。
面白いですよね。
弟子のサトウ先生と上映会をして
「細かく分析をかけたいね」
と話をしています。
伝承や口伝には『古の叡智』が含まれています。
言い換えると
『アカシックレコード』であったり
『集合意識』であったり。
本来誰でも使える情報だと思うのです。
そして、使えるようになることを求める人が多い訳です。
そこで大切のは
『何のために使えるようになりたいか?』を明確にしておくこと。
聞きたくない人は聞かなくても構いません。
好きな方法を選べばいい訳です。
これは言い換えると
『目的はどこなのか?』ということと同じ意味だと思うのです。
多くの方が『目的』と『手段』が入れ替わってしまいます。
これでは本末転倒です。
そして、本来の自分を見失ってしまう訳です。
「自分は何のためにこれをやっているんだろう?」と失速して、
やがて「これは自分のやりたいことでは無い」とやめてしまいます。
この現象が『失敗』です。
何度もお伝えしていますが
成功する人は、
成功するまで試行錯誤して
やり遂げるからです。
途中でやめるから成功出来ない。
シンプルなことなのですが、この仕組みを忘れてしまいがち。
失敗したくないのであれば、
『成功するまで改善と修正を
繰り返しやり遂げること』
が成功する秘訣です。
途中でやめたり、出来るようになったと奢ったりすれば、
成功の道から外れていきます。
それは
あなたの能力がないのとは全く別の話になります。
成功しないから、能力が無いと認定するのはナンセンスです。
言ってしまえば
成功と能力は別の話だと思うのです。
能力は、成功のための必須条件では無いということ。
ここを理解する事が大切です。
『天気の子』の主人公 帆高は、
能力が高かった訳ではなく、彼は自分のやりたい事を貫いただけです。
様々なしがらみの中で、それでもやり遂げた。
これに尽きると思うのです。
そんな視点からも分析を掛けてみようと思うのです。