『言葉』で何かを伝えようとする時

ついつい自分の使っている言葉が正しいものと認識してしまいます。

しかも無意識に。

学校で習って、毎日使っているとそう思い込んでしまう訳です。

相手に何かを伝える時に伝わらないと感じるのであれば、

言葉を知るといいと思うのです。

言葉を知らないと感じているのであれば、

調べるといいと思うのです。

不思議な事に

相手と同じ言葉、同じ音の言葉を使っているのに伝わらないことが多い。

それは何故でしょうか？

相手のことを理解しようとしていないから？

そうかもしれません。

自分の使っている言葉の意味を相手が分からないから？

その通りかもしれません。

コミュニケーションをとる時に

言語を重要視し過ぎて

その他の情報をスルーしてしまうから……

これもあるかもしれません。

原因は一つであることは少なくて、

色々な要因が絡まりあっている可能性に目を向けて欲しいと思うのです。

言葉は生き物ですから、

意味や定義がどんどんと変わります。

しかし、当たり前のように使っていて

アップデートしていないことに気付けない訳です。

これが盲点。

毎日使っているものなので、

なおさら『知っているつもり』になってしまう訳です。

そして、

多くの方は自分の盲点に気付けない。

盲点がある事すら気付けない訳です。

これはいいとか悪いとか、そういったことではありません。

盲点があるかもしれないと思って

日々観察すると盲点に気付くことは可能です。

そして、言葉の盲点です。

互いに使う『意味』が違っているかもしれない

ということです。

ですから、

相手に何かを伝える時は

『相手の言葉で話す』

といいと思うのです。

言葉の意味を知り、相手はどう使っているのか観察する。

すると、

よりスムーズに相手に伝えることが出来るようになるという訳です。