よく観察することは、案外難しいかもしれません。
特に何かする訳でもないのですが、
『観察する』だけ。
何がどうなっているのか?
といった分析をするのではなく、
事実を観察するのです。
まず、『事実』を抜き出すことが大切な訳です。
その事実を抜き出してから
分析をします。
この事実の抜き出しが
上手くできるかで、分析の精度が変わってきます。
事実を抜き出す時、
事実と解釈に分けることが肝になります。
解釈とは
自分の中にある
『先入観や固定概念、観念』
と言った無意識のルール
のことです。
これを外して
事実だけ抽出していきます。
この作業を『観察する』という言葉で伝えています。
ただ事実だけを見ていく訳です。
これが難しい。
人は解釈によって世界を見ていることに気付けると思うのです。
解釈の世界をみて、判断している事を自覚するだけで、
世界の見え方が変わる訳です。
解釈の世界に住むことが悪い訳ではありません。
そこにはそこの世界があると思うのです。
それぞれの世界に幸せが沢山あります。
むしろ、解釈の中から
解釈の世界の幸せを探していくといいと思うのです。
これも観察していると見付けられると思うのです。
『観察する』を会得すると
様々な意味で、役に立つし
とても重要だと思うのです。
身近なものをただ観察することを癖にしてしまう。
癖にするには『繰り返す』だけ。
観察する事の大切さが伝わればいいなぁと思うのです。