自分を傷付ける行為を『自傷行為』と呼びます。
世間では、この行為を「ダメ」と取り扱うと思うのです。
では、何故ダメなのでしょうか?
この理由を明確に答えられる人はいるでしょうか?
よくよく考えてみると
このダメな理由に絶対的なものはないと思うのです。
それぞれの価値観による絶対的にダメな理由はたくさんあると思います。
しかし、万人に対する絶対的な理由は見つかりにくい。
この理由を言語化できる人はいるのだろうか?
というような話です。
かろうじて言えることは
自傷行為によって、本人が傷付くのを見るのがつらい。悲しい。苦しい。
といった理由になると思うのです。
だから、自傷行為はやめて欲しい。
ここがとても大切なのです。
自傷行為がダメなのではなく、
その行為をしている人が傷付くのが嫌だ。
という理由ではないでしょうか?
『死ぬのはダメ』
という理由だと
全ての人が平等に死を迎えるのに、何がダメなのだろう?
といった矛盾が発生してしまうのです。
もちろん、この話題は賛否両論あると思います。
どちらが正しいという議論ではなく、
大事なのは
自傷行為を本人が選択しなくて済むようにするには?
です。
こういった事を個々人が抱えていると
かなり苦しいし、しんどい。
もちろん専門家の助けを借りることもオススメします。
こういった問題を抱えて、誰にも相談出来ないかもしれません。
どうしていいかも分からなくなっているかもしれません。
1人で抱え込まないことが重要だと思うのです。