『先のことが知りたい』という人は多いと思うのです。
先を知っているととても便利な気がするからだと思います。
しかし、先を知ってどうするのでしょうか?
それをその通りに行動していけば、
間違いがないとでもいうのでしょうか?
では。
もし知った『先』が自分の望むものでなかったとしたらどうでしょうか?
知っていれば回避できるかもしれません。
ただ本当に回避するのでしょうか?
多分そうではないと思うのです。
反論として
「いやいや、望んでないなら全力で回避するでしょ」
と思うかもしれません。
知った『先」を本当にそうなると信じていればの話です。
ここがポイント。
何らかの方法で『先』を知る。
これを信用するかどうかで
行動は変わってしまうのです。
人間は、自分に都合よく物事を解釈する生き物です。
ですから、
「そんな未来は来ないかもしれない」という気持ちが
働いてしまうのです。
これが厄介なのです。
リスク回避をしておく事ができればいいのですが、
多くは必要以上に楽観視したり、
必要以上に不安になったりしてしまうのです。
ということは、先を知ったからといって
人の行動は変わらないのです。
「あなたはこうなりますよ」といわれたとしても
「そんな訳ない」と思ってしまうという訳です。
で、何が言いたいのかというと
先を知ることに固執する必要はない
ということです。
意味がない。
先を知って行動が変わるのであれば
今すでに行動は変えられるのです。
こういった思考の仕組みを知っていると
先を気にしなくても人生は楽に軌道修正ができると思うのです。