仕組み

義務のルールとは

義務とは

○○しなきゃいけない
○○しちゃいけいない

~すべきではない
~すべき

これらは全て義務化されているルールです。
知らず知らずに縛られてしまっているのです。
これによって生きるのが窮屈になっている人はかなり多いのです。

では、なぜ義務化するのでしょうか?
一つは
目的を達成するためです。
これはなんら問題ありません。

二つ目は
初志貫徹するために脇目も振らずにやろうとしてしまうから。
そうしないといけない事。ダメな事だと思っているからです。

本当にそうでしょうか?
本来『いけない事』でも『ダメな事』でもないはずです。
言われてみると納得できると思うのですが
大半の人はそれに気づいていません。

だから
義務化する事によって『いけない事をする自分』にならないように
『ダメな自分』にならないようにしていくのです。

ここで視点を変えてみます。
義務化されたルールを守らないと本当に『いけない事』なのでしょうか?
『ダメな自分』になってしまうのでしょうか?
(約束を守らないとダメというルールは置いておきます)

本来ルールを守る時
ただ自分が守りたいから守るだけなはずなのです。

『○○しなきゃいけない』ではなく『○○したい』だけ
『○○しちゃいけない』ではなく『○○したくない』だけ
です。
いちいち義務化する必要はないんです。

義務のルールになってしまうと何故苦しくなるのかというと…

選択肢が一つしかないからです。
人はその瞬間瞬間で感情がコロコロ変わります。
そういう生き物です。
それを固定しようとするから無理が生じてきます。
でも一つの事をやり遂げる事が美徳だから、固定しようとするのです。

選択肢が一つしかないと何故苦しくなるのでしょうか?
人の感情はコロコロ変わります。
体調や外的要因でも簡単に変化してしまうのです。
でもそれが人というものなのです。

選択肢が一つしかないと
相反する感情が生まれた時に罪悪感が生まれて苦しくなるのです。

これが義務化が無意識に自分を縛り付ける仕組みです。
この仕組みを知っているだけで対処法が変わってきます。

もっと生きやすくなると思うのです。

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