よくスピリチュアル界隈では『波動が上がれば、自分より波動が低い人は離れていく』と言われます。
割り切って『私はもっとよりよくなるんだ!』とか
『嫌な人・負を纏う人は波動が低いからいなくなって欲しい』とか
そんな関係の人であれば問題はないと思うのです。
しかし、身近な人や親しい人だった場合
自分が波動を上げて離れて行ってしまったらどうしよう
と思ってしまう優しい人は
この考え方が辛くなります。
それは『見捨てている』感じが伴うからだと思うのです。
結果、いわゆる『自分の波動を上げる』という選択を選べなくなってしまう。
そして『波動を上げる人』を酷い人、冷たい人と
思ってしまったり、周りからそう思われたくないと感じてしまいます。
誤解を恐れずに言えば、
『波動を上げる事によって離れてしまう』ことは
誰かを見捨てて自分だけがいい思いをする事ではありません。
もし『波動を上げる事』によって一緒にいる事が居心地悪くなったのだとすれば
それは
見捨てるのではなく、その本人が『自分が変化するのを選択しない』だけなのです。
『波動を上げる』という事は、今ではない自分(より心地良い方へ)に変化する事です。
ここで重要なのは
変化する方が良いとか悪いではないんです。
見捨てたくないから一緒に波動を上げさせる事でもありません。
無理やり変化させる方が本人にとって苦痛になってしまうこともあるのです。
だから、自分で決めるしかない。
どんなに周りが『良かれと思ってやっても』、本人がやりたくないと無意識に感じてる以上お節介にしかなりません。
負を纏う人を切り捨てる必要はありません。
それを切り捨てられないのなら、影響を自分が受けないように
自分が変化すればいいだけなのです。