仕組み

面倒くさいは魔法の言葉

面倒くさい

と口にする人って案外多いと思うのです。
でもそれを使っている方は
『面倒くさい』の裏側にある本当の気持ちに
気付いて使っている方はあまりいないのです。

では、『面倒くさい』を使う時は
どんな時でしょうか?

嫌な事を任される時
結果がどうなるか分からない時
困った事を頼まれた時
自分のやる事ではないと思う事をお願いされた時
……など色々な場面で使うと思うのです。

では『面倒くさい』の裏側の気持ちってなんでしょうか?

上記の時を当てはめてみると

嫌な事を任された
失敗するかもしれないから嫌だ
困るから嫌だ
人の事までやるのは嫌だ

共通して言えることは
『嫌だ』
と思っていることです。

『面倒くさい=嫌だ』

と言葉を置き換えているのです。
では何故置き換えるのでしょうか?

『面倒くさい』を使うと
大概『じゃぁ、仕方ない』と相手が返してくれる事を知っているからです。
そして、『嫌だ』と伝えている訳ではないので
許して貰えたりします。

なので、魔法の言葉なのです。
そして、自分にも言い訳が出来ます。
『嫌な訳じゃない』と。

しかし、この時に自分の気持ちを誤魔化している事になってしまうのです。

誤魔化しているという事は
自分の気持ちを無視している事と同じ事なのです。
無意識のうちに『嫌だ』を見ないようにしている。

本来『嫌なものは嫌だ』
と言っていいはずです。
しかも自分を誤魔化してまで
頑張ってする事でもないと思うのです。

ですから、『面倒くさい』と思ったら

あ!魔法の言葉を使ってる
私が何かが嫌なんだ!

と気付いてその嫌なことを見付けてあげるだけで、気持ちがだいぶ楽になると思うのです。

嫌だと言う気持ちと
行動する事は
本来別物です。

切り離して考えていい事なのです。

嫌な事を嫌だ
という気持ちを『面倒くさい』に置き換えて
自分が苦しくなる事はないのです。

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