仕組み

何もかもが嫌だと思ってしまう時

沢山の相談に乗っていると、

全てに否定的で、

ネガティブにフォーカスしてしまっている人も

一定数います。

そんな時、何が嫌なのかを掘り下げていく訳です。

しかし、掘り下げていく途中で、

何でもかんでも『嫌だ』となってしまう時もあると思うのです。

私も何もかも嫌になる時があります。

そんな時に何が自分の中で起こっているのかを知ると案外楽になると思うのです。

ではどうなっているのかというと、

ネガティブにフォーカスが固定されているのです。

その事によって、

脳が自動的に抽出する情報が

ネガティブな情報になっているのです。

するとネガティブな情報しか目に入らないので

過去のパターンにより、嫌だという感情が湧き上がってきてしまいます。

どんなアドバイスや解決策を提示されても、

嫌だ、出来ないと

思ってしまうだけだと思うのです。

それは決して悪いことでは無いと思うのです。

ただフォーカスがネガティブに固定されているだけ。

その事に気付けると、意図的にフォーカスをポジティブに変える事ができます。

フォーカスをポジティブに変えることによって

脳は自動的に出来る理由や、ポジティブな理由を抽出しだすのです。

すると

『嫌だ』と思うことが悪いのではなく、

出来ない理由をさがしてしまって、

行動に移せないだけだということに気付けると思うのです。

勿論『嫌な物を嫌だ』と思っていいですし、

無理やりフォーカスを変え無ければいけないという事でもありません。

何もかもが嫌だと思って、動けない事が苦しくなっているのであれば、それは変えることが可能であるというだけなのです。

重要なのは、

自分が何を苦しいと感じて

どうしたいのか?という事を知る事だと思うのです。

自分の中で何が起こっているのかを知るだけで、本当に楽になると思うのです。

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