『好きなもの』と『欲しいもの』の違いってなんでしょうか?
そこを踏まえた上で
『好き』を探せているでしょうか?
人は欲しいと感じる時
そこに『欠乏』を感じているからだと思うのです。
言い方を変えると
『理由』があると思うのです。
『ない』と思っているから『欲しい』訳です。
すると、
欲しいモノをどんどんと手に入れるとどうなるでしょうか?
満たされるでしょうか?
『ない』が前提にあるので、
もっともっと!と際限がなくなる訳です。
これが巷で言うところの
『自我の欲求』だと思うのです。
別にそれは悪ではありません。
この仕組みが分かっていれば問題はないのです。
手に入れても、手に入れても
『欲しくなる』だけです。
では、
『好き』とはなんでしょうか?
先程の事を踏まえた上で考えると
『理由』がないけど、
好きなものになると思うのです。
特に理由は無いと思うのです。
そこに後付けで理由を付ける必要もありません。
好き
興味がある
だけでいいと思う訳です。
では『好き』を沢山集めていったら
どうなるでしょうか?
『理由』はないので、満たされます。
好きなものが周りにある状態は
『欠乏』から来るものではないので
あるだけで、満たされると思うのです。
ですから、
大事なのは『理由がない好きなもの』だと思うのです。
それは自分の構成要素になる訳です。
自分とは何か?を考えた時に
構成要素を集めていく事が重要になります。
『理由のない興味のあるもの』
そういったモノを把握すること。
すると、純粋に自分が好きなものだけで、
構成されている事に気付けると思うのです。
それらを体験してみる。
で、
何を感じるか?
そうやって、自分の事を把握する事が
楽になっていく秘訣になるのだと思う訳です。