感情の仕組み

勇気が出ないとダメなの?

勇気を持つことが出来ない

と悩む人は案外多いと思うのです。

勇気とは

恐怖や不安、躊躇、あるいは恥ずかしいと感じることを恐れずに立ち向かい積極的で強い心のこと

を言います。

そもそも

恐怖や不安に立つ向かわなくてもいい

と思うのです。

…これを言ったら終わっちゃうので

続けます。

これは

恐怖や不安が起こる仕組みが

分かっていれば『立ち向かう』必要

はない訳ですが、

違った見方をしてみるといいと思うのです。

何故、恐怖や不安、もしくは恥ずかしいと感じることに立ち向かうことが賞賛されるのか?

という話だと思うのです。

怖いものは嫌ですし、

不安なものは嫌。

恥ずかしいのは嫌な訳です。

…と分かると思うのです。

ということは

『嫌』だと思っていることを

認識してあげるといいと思うのです。

『嫌』なだけですよね。

という訳で

『嫌なこと』は避けていい

と思うのです。

では

何故嫌なのか?

を考えたことかあるでしょうか?

怖いのは

何が起こるか分からないから

嫌なのかもしれません。

人は未知のものには恐怖を覚えると思うのです。

不安にしても

まだ何も起こってない未来を予測して

何が起こるか分からないから

不安になります。

そして、恥ずかしいは

周りからどう見られるのかが気になる。

失敗するとバカにされる。

といった理由から

傷付いて悲しくなりたくないから

嫌だと思うのです。

とても大切なことなのですが、

ここまで丁寧に自分の感情を取り扱っていないことが大きな問題(勇気が出ない)に繋がる訳です。

勇気があるかないか?

ではなく

感情を丁寧に扱ってあげるだけで、

嫌なことを嫌と受け入れるだけで

勇気がないことは逃げとは違うこと

に気付くことができると思うのです。

すると

勇気がないことを悪いこととして

取り扱わなくなると思うのです。

もちろん

勇気があることは

素晴らしいことだと思います。

ただ

勇気がないからといって

ダメだと思う必要はない訳です。

自分のことをダメだダメだと思っていたら

様々なことが嫌になってきてしまいます。

そうなると苦しくなりますから

自分の感情を丁寧に観察してあげることは

とても役に立つと思うのです。

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