感情の仕組み

感情麻痺かどうかを判断するには

自分の感情が分からないことに無自覚である方が案外多いと思うのです。

いわゆる『感情麻痺』という状態です。

自分が感情麻痺かどうか確認する方法があります。

それは

「感情はどこから湧いてくるのか?」

という質問です。

さて、あなたはなんと答えるでしょうか?

この質問を聞かれると結構戸惑うと思うのです。

頭でしょうか?

身体でしょうか?

心でしょうか?

もし、『心』と答えた場合

心はどこにあるのでしょうか?

考えてもみなかったことかもしれません。

まさにソレです!

『考えたことがない』

ここが実はヒントなのです。

思考や感情は常日頃、認識しているはずなのに

考えたことがない訳です。

ということは…

取り扱いを知らないことと同じといえると思うのです。

何故、自分のことなのに

知らないのでしょうか?

ちなみに先程の質問の答えですが、

身体の胸の辺りと答える人が多いと思います。

頭と答えた方は

『感情麻痺』を疑ってみることをオススメします。

湧き出てきた感情を認識するのが頭です。

そして、それを記憶しておくのも頭。

ですから、

頭で感情を感じていると誤認識してしまっているのです。

情を感じると書いて『感情』になりますから

五感を使って感じている。

そしてコントロールセンターである脳(頭)で認識している。

これが身体の仕組みです。

こういった基本的なことを把握して

自分を制御下におくと

混乱したり、パニックになったりしなくて済むと思う訳です。

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