仕組み

頑張ってもいい事なんてない

私はよく患者さんにいう台詞があって、

『頑張ってもいい事ないです』

と口が酸っぱくなるくらいお伝えしています。
頑張っても何もいい事なんてないんです。

身体的にみると
古武術をしている時など
身体に力みがあると正しい動きが出来ません。外観上は同じように動いているように見えていても、力みがあると決して古武術の動きにはならないのです。

危機回避の為に力むと思いがちですが(臨戦態勢)

実はリラックスしている時の方が、危険を回避する動きが早く出来るのです。
そして、力んでいない方が痛みも感じにくいし、怪我もしにくいのです。

この鍛錬を散々したのですが、
交通事故に巻き込まれた時に、力まなかったので、私は一切怪我をしませんでした。(運転していた車は廃車)

力まない=頑張らない

方が明らかにいい!と実体験として経験しました。

その他にも頑張っていない状態はいわゆる瞑想状態です。
変性意識状態というものです。
これは頑張ってもなれません。
むしろ、頑張れば頑張る程、この意識の状態とはかけ離れていきます。
リラックス状態になっているとθ波といわれる脳波の状態になり
インスピレーションを受け取りやすくなります。

数年前からはやり出しているマインドフルネスなどは、この状態になる事によって効率化が高くなるんですね。変性意識状態の話は長くなってしまうので割愛しますが、

頑張ってもいい事はありません。
むしろ真逆である

『頑張らない』

『リラックスしている』

が大事です。

頑張ることをやめるだけで、本当に楽になると思うのです。

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