仕組み

自分と相手の使っている言葉の違い

人と話をしていて、何かを伝えたいときや理解して欲しい時に
上手くいかないことってよくあると思うのです。
伝えようとするあまりに
例えに例えを重ねて
自分でも結局何が言いたかったのかが分からなくなってしまったりすると思うのです。
そんな時、
自分の使っている言葉の定義と
相手の使っている言葉の定義が違っていたりします。
これってとても不思議な事と感じるのですが、本当によくある話なのです。

私は昔、人に何かを伝えることが苦手でした。
頭の回転の早い、私をよく理解してくれている友人が、通訳してくれたものです。笑
しかも私の場合、
頭の中で思考していて、
言葉としてアウトプットする時に、
思考の経過を飛ばして話してしまう癖があり、聞いてる相手は経過が理解出来ず、何故その結論を導き出したのか分からないという事が起こっていました。(これは通訳してくれていた友人に教えて貰った)
自分では、プロセスを経ているので、そこを省いて伝えてしまっていたのです。

その癖を直して、思考して導き出した事を伝えてもまだ分かってもらえない。

何故だ?と分析しました。

言葉の定義は人によって違うのです。
意味や使い方が違う訳です。
大まかには重なっています。
しかし、全く同じ通りには定義していない所にポイントがあります。
そして、人は同じように習って勉強してきたので、みんな同じ定義だと思い込んでいるのです。

実際は、そんな事は全くありません。
同じであれば、受け取り方は変わりませんし、誤解や齟齬が生まれることは無いはずです。

これを念頭に置いて、お喋りすると伝わらないストレスがなく
楽しいコミュニケーションが取れると思うのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です