仕組み

討論と口論

討論と口論って同じようで全く違う話だと思うのです。

多くの人が、本来の『討論』ではない事を討論だと認識していなぁと思うのです。

では、『討論』とは何でしょうか?

いつから『討論』は意見を闘わせることになってしまったのでしょうか?

本来は闘わせる事ではなく、意見を述べあって、その討論をした目的についてより良く達成できる手段や方法を見つけたりする為に行う事だと思うのです。

そもそも物事にはメリットとデメリットが存在します。

意見を闘わせる事をしてしまうと、それぞれのメリットが正しいかどうかのやり取りになってしまうと思うのです。

メリットだけを見てどちらが正しいかをみるのは凄くナンセンスだと思うのです。

そもそも正しいか間違いかではなく

目的を達成する為にメリットとデメリットをそれぞれの意見について出し、

メリットとデメリットを含めて考慮して

工夫する為に行う事がベストだと思うのです。

メリットとデメリットが出しにくい場合、反対意見の人にデメリットを見付けて貰う方が早いので、討論するのだと思う訳です。

それをすっ飛ばして

どちらの方が正しいのか?を話し合っていると、

途中からマウントの取り合いになったり、

優劣で判断したり、

相手を負かしてやろうと躍起になり出したりと目的が変わってきてしまうと思うのです。

しかし、『討論』する時にそれをしがちです。

意見を闘わせてしまうから。

闘わせる事にフォーカスが当たってしまう訳です。

これは『口論』になってしまうと思うのです。

それでは話し合う意味がありません。

ですから、メリットとデメリットを出して、それについてどうかを話し合うととても有意義だと思うのです。

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