仕組み

End of history illusion

人は常々変化し続ける生き物だと思うのです。

自分が予測しているより遥かに、将来は変化している訳です。

日々何がしかを体験し、経験する事によって、知識も情報量も蓄積され続けるので、当然だと思うのです。

しかし『End of history illusion』という認識があります。

これは『歴史の終わり錯覚』と言われるものです。

これは何かというと

今の自分の状況は今後も変わらないと思い込む傾向があると言うことです。

では、これの何が問題になるのでしょうか?

将来の自分の変化の見積もりを低く設定してしまう為に、状況に対応出来なくなってしまったりする訳です。

こうして言語化してみると厄介な事になると分かると思うのです。

変化量に対応出来ないって、大問題になりかねません。

これを踏まえて考えるのならば、

状況は刻一刻と変化するもので、自分は常に変化すると認識を改めればさして問題はないと思うのです。

変化する事を恐れる必要はなく、

むしろ、何があっても対応できる自分であれば全く問題はなくなると思うのです。

昨日の自分と今日の自分は確実に違います。

そして、身体の細胞単位で考えたら、

数ヶ月もしくは数年後には身体全ての細胞が新陳代謝により入れ替わっているのです。

これだけを見ても、全く違う自分になっていると言えるのではないでしょうか?

だとすると、『End of history illusion』という錯覚をしないように気を付けて物事を考える必要があると思うのです。

変化といえよりはむしろ進化と受け取ることが出来れば、気持ちが楽になる事もあると思うのです。

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