仕組み

正しい答えを求める時

人は相手に好かれようとするあまりに

相手の求めている答えを

こちらが答えようと頑張ってしまうと思うのです。

そして、これを繰り返していくうちに

どんどんと相手の顔色を伺うと言う行動をとってしまうのです。

そしていつしか、

相手に嫌われないようにするために

顔色を伺うようになったり

相手の正しい答えを考えるようになってしまうと思うのです。

これを繰り返していくうちに

自分の中の正しい答えではなく

相手が正しい答えを持っているというふうに錯覚してしまうのです。

よくよく考えてみると

相手が持っている正しい答えと言うのは

相手にとって正しいだけだと思うのです。

自分にとって正しいとは限りません。

自分が経験したことのないことを相手が経験していた場合は

有用なアドバイスになると思うのです。

しかしそれは1つの可能性にしか過ぎません。

自分の人生にとって正しい答えは自分の中からしか出てこないと思うのです。

しかし、

自分の中から答えが出てこないと思い込んでいる場合は、

外側の何かからの答えが欲しくなります。

そして、自分の中以外のどこかに

正しい答えがあるように感じてしまうのです。

自分が日頃誰かと話している時、

相手の正しい答えを探そうとしている自分に気づいてあげて欲しいのです。

相手の正しい答えを自分が導き出そうとしている時、

それは確実に、

その相手に自分が振り回されているということになると思うのです。

人に振り回されることが嫌だと言いながら

『自分から振り回されに行っている』

と言う事実に気づいてあげるだけで

自分の行動を変えることが出来るようになると思うのです。

ですから他人の正しい答えを探すのはやめて下さい。

探すのであれば

自分にとっての正しい答えを探してみるといいと思うのです。

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