感情の仕組み

本音と建前

本音と建前という言葉があります。

もしかしたら多くの人が『建前』ばかりになってしまって、

自分の本音が分からなくなっているのかもしれません。

『建前』がいいとか悪いでは決してありません。

ただの事実を言えば

『建前』というのは自分に嘘をついていることと同じだと思うのです。

これの何がマズいかというと

自分が自分に嘘をついていると

相手も『自分に嘘をついている』と考えてしまう訳です。

すると

相手の言葉(台詞)が信じられなくなるということたと思うのです。

人の言葉を無意識に疑ってしまうという訳です。

疑心暗鬼になってしまうと思うのです。

そして、相手の『建前』ではなく

気持ち(本音)を知りたいと思ってしまうのです。

これが無意識の癖になって

『相手を察する』ことをしてしまう。

言い方を変えると

先回りしてしまうのです。

相手の気持ちを先回りしてしまう。

これって一見よさそうに見えますが、

相手からすると大きなお世話かもしれない訳です。

もっと言えば

相手は自分の言葉を信じて貰えなかったと受け取る訳です。

こんな拗れた状況が常日頃起こり得る。

これは本当に困った問題に発展してしまうと思うのです。

お互いに分かり合えないと思ってしまう。

『分かって貰えない』

と認識してしまうのです。

この問題を起こさない1つの方法として、

自分が『本音』で話す癖を付けるといいと思うのです。

すると

相手も本音で話していると前提が変わるので

『相手を察する』ことをしなくなります。

難しく感じるかもしれませんが

やってみる価値はあると思うのです。

もちろん

本音で話すからと言って

相手を傷付けて言い訳ではありません。

ですから、

本来のコミュニケーション方法を

身に付ける事が大切になると思うのです。

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