民俗学

立秋

本日は立秋です。

二十四節気で表す季節のことをいいます。

わかりやすく言うと太陽と地球の位置関係のことを指しているのです。

日常でこの立秋を使う慣れ親しんだものがあります。

それは何かと言うと、暑中見舞いです。

立秋を境に残暑見舞いになるのです。

暦の上では秋を迎えることになります。

とは言えこの猛暑ではそんなふうにも思えないところです。

しかし、よくよく感じてみるともしかしたら暑さの中にも秋を感じるかもしれません。

感覚を研ぎすませて

風を感じたり

遠くから聞こえる音を聴いたり

匂いを感じたり

星を見たり月を見たり

そうすることによって自分は何を受け取るのか。

そんなふうに、自分の感覚に集中する時間を作ることがとても大事だと思うのです。

そして、この時期はどうしても内臓や体が冷えます。

日中は暑過ぎるので体を冷やすために冷たいものを食べてしまいがちです。

ですから暑いとは思いますが

しっかりと湯船に浸かり、芯から体を温めて欲しいのです。

そして今年は夏の風邪が流行っていて

咳が長引くようです。

少しでも風邪っぽいなぁと感じたら

体をよく温めて、早めに寝ることをお勧めします。

季節を感じるのと同じように

よくよく体を観察して上げるとしっかりと違和感を出してくれています。

それに気づいてあげられれば

早めに対処をして、体調崩す事はそんなになくなると思うのです。

大事な事は

無理をしたり、我慢をする事なく

回復に努めてあげることです。

立秋が過ぎてもまだ猛暑が続きます。

この暑さに体が持たず疲れが溜まり夏の終わりごろから夏バテが始まります。

そうならないためにも

今から予防しておくことが、とても大事になってきます。

五感を研ぎ澄ませて

自分の外側を感じるだけでなく、同じように自分の内側のことも観察してあげて下さい。

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