仕組み

人の助言を素直に実行できない時

人から助言を受けて

その助言通りに行動できる人はどのくらいいるのでしょうか?

ある人にとっては行動できないことを

「素直じゃない」

と言ったりすると思うのです。

では本当にただ素直ではないだけなのでしょうか?

むしろ行動しないということに対して素直なんだと思うのです。

大概の人はそういう時、

行動したくない理由を持っています。

助言をもらうと言う事は行動したいと思っていると言う事でもあると思うのです。

ということは

『行動したい自分』と

『行動したくない自分』

が鬩ぎ合っていると言う状態にあると思うのです。

本来人は相反する2つの気持ちが同時に湧き上がっていると思うのです。

白黒はっきりさせると言うことではなく、

どちらの割合が大きくなっているかが重要になると思うのです。

そしてどちらの気持ちも丁寧に扱って欲しいと思うわけです。

白黒はっきり決めようとすると、

もう片方の気持ちを蔑ろにして

我慢させることと同様になってしまいます。

という事は自分に我慢をさせていると言うことにつながります。

ここで認知の仕組みとして人は自分に都合よくとってしまうと思うのです。

行動出来ないことに甘んじる必要はありません。

自分から湧き上がってくる気持ちが自分でコントロールできない訳がないのです。

相反するどちらの気持ちも丁寧に扱ってあげることが

自分の感情をコントロールする第一歩になります。

人からの助言でそれを実行できない時

実行できない理由が自分の中にあることをしっかりと観察してあげることが大事になると思う訳です。

そして

実行した時のメリットとデメリット

実行しないときのメリットとデメリット

を出して、

自分が何のためにそれをやるのか考え

どうしたら自分が定めたゴールに行けるのかを工夫すればおのずとどちらを選ぶかわかると思うのです。

こうゆう仕組みを知り自分を把握していくと自分を制御下におくことができると思うのです。

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